戦国太平記 真田幸村
信州・上田と上州・沼田を領する真田家は、強国に
囲まれながらも屈せず、当主昌幸を中心に武名を轟かせ、
幸村も兄信幸とともに怒濤の戦国末期を駆け抜けていた…。
緑薫る信州の山野、華やかな京畿の賑わいを背景に、佐助、
六郎、才蔵や幸村を取り巻く女性たちを生き生きと描き、
上田合戦、真田丸の激闘など「決して怯まない闘志」で戦国に
輝いた六文銭の英雄の生涯を詩情豊かに描いた傑作小説。
一 書状 二 鴉 三 不動 四 野盗 五 幽鬼 六 輿 七 動く 八 畜生塚 九 落日 十 毒酒 十一 絆 十二 流言 十三 日歴 十四 狙撃 十五 火柱 十六 渦 十七 華燭 十八 乱雲 十九 戦鼓 二十 武運 二十一 勝敗 二十二 開城 二十三 山居 二十四 大坂陣
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井口 朝生/著
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