やるべきことがスッキリわかる! 考え、議論する道徳授業のつくり方・評価

教科化の準備はこれでバッチリ! 指導の不安・迷いをスルッと解消!

著者 丸岡 慎弥
ジャンル 学校教育
学校教育  > 授業全般・教科指導
出版年月日 2018/04/12
ISBN 9784313653542
判型・ページ数 A5・160ページ
定価 2,090円(税込)
在庫 在庫あり
2018年4月から教科化され全面実施となった「特別の教科 道徳」の「考え、議論する」道徳授業のつくり方と評価の仕方を一挙解説。教材研究、めあての設定、机配置、導入、板書、中心発問、授業のまとめ方などのほか、子どもが夢中になって考え、心の成長を果たしていくための評価の仕方やその規準など、自信をもって指導をするための基本とポイントを分かりやすいイラストとともに紹介。
CHAPTER1 「特別の教科 道徳」を成功させる学級づくりのポイント
1 道徳授業の土台となる「対話する学級」
2 「聞く」姿勢を徹底して身につけさせる
3 どんな意見でも「認める」ことから始めよう
4 朝の会で子どもたちが自分の思いを語る機会を確保する
5 ペアトークやグループトークでの話し合いを日常化する
6 離席させて思い思いに話し合わせる
7 呼吸をするように「書くこと」を身につけさせる
8 「特別の教科 道徳」を成功させる学級づくりのポイント――低学年
9 「特別の教科 道徳」を成功させる学級づくりのポイント――中学年
10 「特別の教科 道徳」を成功させる学級づくりのポイント――高学年
<Column1>「道徳読み」との出合い

CHAPTER2 「特別の教科 道徳」を成功させる授業づくりの基礎・基本
●「教材研究」のポイント
1 素材研究こそ教材研究の出発点
2 「道徳読み」で教材を見てみよう
3 教材文に書き込みをして何度も読み込む
4 その教材で「問いたいこと」は何かを考える
5 導入・中心発問を考える
6 自分自身を知る
7 自分自身を高める
●「めあて」設定ポイント
8 道徳授業の目的は「道徳観」を磨くこと
9 道徳観を磨くためには「対話」にこだわる
10 教材との対話で「道徳」を見つけさせる
11 教師との対話で思考を刺激する
12 友達との対話で異なる意見を知る
13 自分自身との対話で自分の考えを深く堀り下げる
●「机配置」を使いこなす
14 目的に応じて机配置を自在に使いこなす
15 「一斉型配置」で興味をぐいぐい引き出す
16 「議論型配置」で一人一人の思考を深めさせる
17 「コの字型配置」で話し合いをどんどん深めさせる
18 「グループ型配置」で全員に対話させる
19 「サークル」になって思いを伝え合わせる
●「導入」で子どもを授業に引きつける
20 なぜ導入が大切か?①――意欲付け
21 なぜ導入が大切か?②――全員を授業に参加させる
22 「自分ごと」としてとらえられるようにさせる
23 「過去」を聞くようにする
24 「うんうん」と子どもが頷ける導入の発問がカギ
25 「未来」を聞いて教材にスイッチさせる
<Column2>笑顔で話し合う二人

CHAPTER3 「特別の教科 道徳」を成功させる授業の組み立て
●「気付き」から授業を組み立てる
1 まずは教材を読んで印象に残ったことを聞く
2 授業に必要な意見をキャッチする
3 意見をまとめて「中心発問」につなげる
●意見を構造的に深める「板書術」
4 構造的な板書づくりのために必要なこと
5 構造的な板書づくりパターン1――発散型
6 構造的な板書づくりパターン2――収束型
7 構造的な板書づくりパターン3――時系列型
8 構造的な板書づくりパターン4――ディベート型
9 構造的な板書づくりパターン5――縦方向(上⇔下)型
●心を奮い立たせる「中心発問」
10 子どもが本気で考える発問の条件とは
11 導入での子どもの印象を土台に発問を活かす
12 「AかBか?」「○か×か?」の二項対立型発問で思考を刺激する
13 二項対立に「少しの工夫」を加えてさらに思考を刺激する
14 選択肢を用いない発問で思考を刺激する
●心に落とし込む「授業のまとめ」
15 自分の言葉でまとめの感想を書かせる
16 授業最後の発問にこだわる
17 まとめで余韻を残す
18 教師の感動を言葉以外のものにのせて伝える
19 説話ではなく子どもの言葉で印象に残す
20 ときには教師の語りで授業を終える
<Column3>自分自身に哲学的な問いを向ける①

Chapter4 道徳授業以外でも! 必ず子どもに教えておきたい「道徳」
1 立腰
2 挨拶
3 返事
4 履き物揃え
5 時を守り、場を清め、礼を正す
6 メンタルヴィゴラス
<Column4>自分自身に哲学的な問いを向ける②

Chapter5 不安解消! 「特別の教科 道徳」を成功させる評価のポイント
1 新学習指導要領が目指す道徳評価とは
2 指導要録への記載と通知表での示し方
3 道徳教育評価と道徳授業評価
4 年間を通した評価と授業1コマについての評価
5 評価規準・評価観点の作成ポイント
6 道徳授業評価の方法とポイント
<Column5>「道徳読み」で知った子どもの感性の豊かさ
  • 丸岡 慎弥/著

    1983年、神奈川県生まれ。三重県育ち。三重県伊勢市の皇學館大学卒業。 立命館小学校勤務。教育サークルやたがらす代表。関西道徳教育研究会代表。日本道徳教育学会会員、日本キャリア教育学会会員、日本道徳教育方法学会会員。 NLPやコーチングといった新たな学問を取り入れて、これまでにない教育実践を積み上げ、その効果を感じている。 教師の挑戦を応援し、挑戦する教師を応援し合うコミュニティ「まるしん先生の道徳教育研究所」を運営。自身の道徳授業実践も公開中。 著書に『やるべきことがスッキリわかる! 考え、議論する道徳授業のつくり方・評価』『話せない子もどんどん発表する! 対話力トレーニング』『高学年児童がなぜか言うことをきいてしまう教師の言葉かけ』(学陽書房)など多数ある。

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